富士ソフトアメリカは、2015年6月にスマートフォンの評価事業をコアビジネスとして操業を開始しました。
その後、2017年には在米日系企業向けのシステムインテグレーション事業(システム開発、導入、保守サポートの提供)を立ち上げ、2025年現在、多くのお客様にご利用いただいております。
在米日系企業の課題:人材確保の難しさ
日本企業が海外、特にアメリカで事業を展開する際、十分なリソースを確保することは容易ではありません。
JETROの「2024年度海外進出日系企業実態調査 | 北米編」によると、在米日系企業が抱える「経営上の課題」の上位4つのうち3つが雇用に関するものでした。
具体的には、「従業員の賃金上昇」「従業員の採用」「従業員の質」が主な懸念点として挙げられています。

また、「人材不足の深刻度合い」に関する質問では、IT人材の不足を深刻な問題と認識している企業も一定数存在することが示されています。
IT戦略の重要性と日系企業のジレンマ
ITの戦略的な活用が経営に不可欠であることは、今や常識となっています。
特に、人材不足が深刻な海外市場においては、システムを活用した業務の効率化や、データに基づくリアルタイムの経営判断が成功の鍵となります。
在米日系企業の経営者の皆様も、日本にいた頃以上にITの重要性を感じているのではないでしょうか?
しかし、前述のとおり、アメリカにおいて自社で十分なIT人材を確保するのは難しく、「IT化を進めたいが、社内にリソースがない」というジレンマ、課題を抱える経営者の皆様と数多くお会いしてきました。
システム会社の役割とは何か?
経営は、営業、経理、発注、在庫管理、オペレーション、人事、マーケティングなど、多岐にわたる要素が絡み合い、それらを効果的に連携させることで成り立ちます。これらの業務がスムーズに機能するためには、部門ごとの最適化だけでなく、企業全体を統合的に支える仕組みが必要不可欠です。
この統合を実現するために、ITは単なるツールではなく、ビジネスの「神経系」としての役割を果たすと考えます。適切なシステムが整備されていれば、データの流れがスムーズになり、経営判断の精度が向上し、業務の効率化が進みます。しかし、適切なシステムがなければ、情報が分断され、非効率やミスが発生し、企業の成長を阻害してしまいます。
だからこそ私たちは、単に「システムを販売する会社」ではなく、お客様のビジネスを深く理解し、経営課題を特定し、それを解決するための仕組みをITを通じて構築する会社でありたいと考えています。
システムは、どんな高額なものでもそれ単体では意味を成しません。お客様の経営戦略や業務プロセスに適合し、実際の現場でユーザーがしっかりと使いこなして初めて価値が生まれます。
私たちは「プロフェッショナルの集団として、顧客の成功への貢献を通じて、自らも成長し、ビジネスの成功を実現する」ことをカンパニーゴールとしています。
私たちの考えるプロフェッショナルとは、
「必要な知識・技術・経験を有し、適切なアウトプットを提供し、その価値に見合う対価を得る人」です。
私たちが目指すプロフェッショナルは、ITの知識にとどまらず、ビジネスの知識や実践的なスキルも習得し、お客様と同じ視点・言葉で議論できる存在です。システムの提供だけではなく、経営の課題や業務の細部にまで理解を深めることで、真に役立つソリューションを提案することができると考えています。
私たちは、お客様と共に経営課題に向き合い、その解決策を総合的に考え、ITを活用して課題を解決する。そして、お客様の成功に向けて徹底的に伴走していくことこそが、私たちのスタイルであり、最大の強みです。